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日本の海上保安庁とオーストラリア国境警備隊は、海上保安分野における協力を深化させるために、協力文書に署名し交換した事を発表した。

日本の海上保安庁では、オーストラリア国境警備隊とアジア海上保安機関長官級会合や世界海上保安機関長官級会合の場を通じて協力関係を構築していた。両国は、更なる関係強化を図るために、新たに協力文書への署名を実施する事となった。

署名された協力文書は『海上保安庁とオーストラリア国境警備隊との間の協力意図表明文書』となり、この文書では「海上セキュリティ分野における人材育成」「海上セキュリティ分野に関する情報共有」「越境犯罪対策」「アジア・オセアニア地域におけるキャピバル活動」の分野における連携強化に合意している。

署名は、安倍内閣総理大臣とオーストラリアのスコット・モリソン首相の共同記者発表にあわせ、両首脳立会いの下で、日本の海上保安庁の長官とオーストラリア連邦の内務省国境警備隊の担当長官との間で実施された。

海上保安庁では、今までにアメリカ・フィリピン・韓国などの7か国の海上保安機関との間で長官級の交換文書を実施しており、今回のオーストラリアとの交換文書により8か国目となる。

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