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シンガポールのビビアン・バラクリシュナン外務大臣と河野太郎外務大臣は、「日・シンガポール外相会談」を12月4日に実施した。
ビビアン・バラクリシュナン外相は12月3日から訪日しており、今回の訪問は外務大臣としての2度目の訪日となる。河野外相とバラクリシュナン外相は今までに3度会談を行っている。なお、今回の会談に先立って両者は「21世紀のための日本・シンガポール・パートナーシップ・プログラム(JSPP21)」の改訂討議議事録への署名を実施した。このプログラムは、日本とシンガポールが協力して第三国に対し技術協力を行うものであり、今回の改訂ではこの事業の目的として連結性の強化や法の支配を追記している。
外相会談では、河野大臣は一年間にわたってASEAN議長国を務めたシンガポールに敬意を述べ、バラクリシュナン外相からはASEAN関連の一連の会議に対する日本の貢献に感謝の意が述べられた。また、両者は北朝鮮問題・南シナ海問題・ミャンマー・ラカイン州情勢を含む地域情勢と、TPP11・RCEPを始めとする自由貿易の推進についても意見交換を行い、今後も緊密に連携していくことで合意した。
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