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福岡県の保健医療介護部医療指導課は、福岡県と福岡市が共同で開設している「医療に関する外国語対応コールセンター」における対応言語に、ミャンマー語(ビルマ語)とクメール語を来年の1月1日から追加する事を発表した。
日本政府では、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催される事を念頭におき、外国人観光客の積極的な誘致を進めている。福岡県においても近年では在留外国人や訪日外国人の数が増加を続けており、福岡県ではこれらの人々をサポートするため、「医療に関する外国語対応コールセンター」を開設していた。
「医療に関する外国語対応コールセンター」は、『電話通訳』として外国人又は医療機関からの依頼に応じて電話での言語サポートを実施、『医療に関する案内』として外国人の方々からの問い合わせに対して医療機関の案内などを実施しているものである。
このサービスは、24時間365日利用出来るものであり、対応している言語は、英語・中国語・韓国語・タイ語・ベトナム語・ネパール語・タガログ語・インドネシア語・ポルトガル語・ドイツ語・ロシア語・フランス語・スペイン語・イタリア語・マレー語の15言語であったが、来年からは新たにミャンマー語とクメール語が加わった17言語となる。
なお、このサービスの利用実績は平成29年度は電話通訳が281件、医療に関する案内が75件、平成30年度(11月末時点)は電話通訳が333件、医療に関する案内が112件であった。また、福岡県の在留外国人数は、平成28年度は64,998人であり、このうちミャンマーの方が369人、カンボジアの方が221人となる。平成29年度は72,039人であり、このうちミャンマーの方が623人、カンボジアの方が274人であった。
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