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阿部俊子外務副大臣は、ミャンマー1月14日から16日の日程訪問し、ラカイン州への視察や政府要人との会談を実施した。
ラカイン州への視察は15日に実施された。阿部副大臣はラカイン州を訪問して、北部マウンドー地区において日本の緊急無償資金協力による再定住環境整備のための住宅建設等の支援の現場と国際連合世界食糧計画(WFP)による食糧配給支援の現場を視察した。阿部副大臣はラカイン州の情勢に関しては、日本政府はラカイン州問題をはじめとした課題の解決に向けてミャンマー政府と共に考えて最大限支援する方針であり、日本政府は国連の協力のもとで避難民の安全と自発的で尊厳ある形での帰還が実現することを強く期待するとの旨を述べました。また、周辺の村落において住民との対話を実施した。
政府要人との会談は16日に実施された。阿部副大臣は首都ネーピードーで、タウン・トゥン国家安全保障顧問兼投資・外国経済関係大臣、ウィン・ミャッ・エー社会福祉救済復興大臣、ミン・アウン・フライン国軍司令官ともそれぞれ会談を実施した。ミン・アウン・フライン国軍司令官との会談では、阿部副大臣は昨年12月の国軍によるミャンマー北東部の少数民族武装勢力に対する4ヶ月間の軍事行動の停止宣言を歓迎し、今後もミャンマーの国民和解に向けた取組を支援していく旨を述べた。国軍司令官からは、少数民族和平に関しては停戦合意文書への署名が実現されるように少数民族武装勢力と対話をしていく旨を述べました。
阿部副大臣は最大商都ヤンゴンにも訪問して、ヤンゴン日本人墓地への訪問と献花を行い、ヤンゴン日本人学校とヤンゴン外国語大学日本語学科をそれぞれ訪問して各学校の児童及び学生との交流も実施した。
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