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日本の外務省と独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、フィリピンのミンダナオ島地域においてバンサモロ自治政府設立のために実施された住民投票で、投票活動の監視支援を実施した事を発表した。
フィリピンでは、1月21日にミンダナオ島地域におけるバンサモロ自治政府設立のための住民投票が行われていた。日本政府では、ミンダナオ地域における平和構築の支援を継続的に実施していたこともあり、この選挙に関しても鈴木憲和外務大臣政務官を団長とする選挙監視団が現地での投票所視察に参加していた。
JICAからも職員が派遣され、投票活動の監視を実施した。JICAが参加した住民投票監視団では、コタバト市のセロ・セントラル小学校にて、投票所の開所・投票・開票作業・コタバト市選挙管理委員会による集計作業を監視した。
今後は、2月6日に残りの北ラナオ州6町や北コタバト州西部6町にある39村等で投票が行われ、その結果を踏まえて、バンサモロ自治地域の領域が確定し、暫定自治政府が設立される予定である。
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