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海上自衛隊の海上幕僚監部は、「第22回アジア太平洋諸国海軍大学セミナー」を2月25日から3月4日にかけて開催する事を発表した。

このセミナーは「アジア太平洋諸国の海軍大学教官等とのセミナー等を通じ学校教育及び学校研究の資を得る」「セミナー参加者との意見交換及び部隊等の研修を通じ、相互理解を深めるとともに、セミナー参加国との信頼醸成に寄与する」を目的として実施されるものである。このセミナー開催に伴い、甲府・河口湖・箱根・小田原・横須賀等でも研修が行われる。詳細な日程は、2月25日にブリーフィング、学校長主催レセプション、26日にオープニングセッション、基調講演、研究会、27日に研究会、28日に研究会、討論会、クロージングセッション、3月1日に横須賀で部隊等研修、2日から4日にかけて文化研修が実施される。

セミナーでは、テーマの主題を「自由で開かれたインド太平洋における海軍間の協力」、副題を「海洋状況把握における海軍あるいは海軍と民間の協力の在り方」 「相互理解(異文化理解)促進のための各国海軍間の取り組み」 「人道支援/災害救援としての医療活動における海軍間の協力」「主要な海上交通路における海賊対処及び海上テロ対策のための海軍間の相互協力」として実施される。予定しているパネリストは、オーストラリア、ブルネイ・ダルサラーム、カナダ、フランス、インド、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、タイ、イギリス、アメリカ、ベトナム、韓国、中国の合計18か国の海軍大学教官等と海上自衛隊幹部学校の職員となる。

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