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日本の国土交通省は、「質の高いインフラ」を代表する海外建設プロジェクト等を表彰する「JapaCon国際賞」の第2回受賞プロジェクト・企業を決定したことにともない、3月6日に表彰式を開催することを発表した。

日本の国土交通省では、日本企業の更なる海外進出を後押しするため、『建設プロジェクト部門』と『中堅・中小建設企業部門』を表彰する「JAPANコンストラクション国際賞(JapaCon国際賞)」を昨年度に創設している。『建設プロジェクト部門』を表彰する賞は、海外において日本企業が参加している建設プロジェクトであり優れたノウハウ・技術力・プロジェクト管理能力等を通じて「質の高いインフラ」を実現したものを表彰するものである。『中堅・中小建設企業部門』を表彰する賞は、海外において建設・設計・測量・建設資機材の供給等の事業活動を行っている日本の中堅・中小建設関連企業であり、日本企業の海外におけるプレゼンス向上に寄与して海外進出を促進した企業を表彰するものである。

このJapaCon国際賞は今年度も実施されることとなり、海外建設プロジェクトの5件、中堅・中小建設関連企業4社が国土交通大臣表彰として決定された。

『建設プロジェクト部門』で受賞したのは、ASEAN地域では、シンガポールで株式会社竹中工務店などが手掛ける「シンガポールチャンギ国際空港第4ターミナル新築工事」、ベトナムでべカメックス東急(BECAMEX TOKYU CO.,LTD)などが手掛ける「SORA gardens I(ソラガーデンズ1)」、ベトナムで大成建設株式会社などが手掛ける「ノイバイ国際空港第2旅客ターミナルビル新築工事」となる。それ以外の地域では、セネガルで株式会社日さくなどが手掛ける「農村地域における安全な水の供給と衛生環境改善計画」、タジキスタンで大日本土木株式会社などが手掛ける「クルガンチューベ・ドゥスティ間道路改修計画I期・II期」、となる。

『中堅・中小建設企業部門』で受賞したのは、クモノスコーポレーション株式会社、株式会社ジャイロス、日建工学株式会社、姫建機材株式会社となる。

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