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日本の総合商社である双日株式会社は、インドネシア共和国の地下鉄「ジャカルタ都市高速鉄道南北線」 延伸工事における鉄道システム一式・軌道工事を、受注したことを発表した。
今回受注したのは、インドネシア共和国ジャカルタ首都特別州が出資するジャカルタ都市高速鉄道会社(PT Mass Rapid Transit Jakarta)より、同社が運営する地下鉄「ジャカルタ都市高速鉄道南北線」の延伸工事における鉄道システム一式・軌道工事となる。工事の契約金額は、約450億円となる。
この工事は、ジャカルタ中心部の Bundaran HI駅からKota駅までの約5.8kmを延伸するものであり、双日は、電車線、受配電設備、信号・通信設備、ホームドア、軌道等の設計・調達・施工を行う。
なお、近年急速な経済成長を続けるインドネシアでは、ジャカルタ首都圏の慢性的な交通渋滞や大気汚染が深刻な社会問題となっており、この事業には日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて本邦技術活用条件(STEP)を適用した円借款が供与され、インドネシア初の地下鉄として2019年4月に営業運転を開始している。
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