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日本の環境省とインドネシア共和国の環境林業省は、ハイレベル環境対話などを開催したことを発表した。
今回の対話では、『気候変動』『廃棄物管理』『生物多様性』『環境管理』などに関する意見交換を実施した。
『気候変動』では、日本とインドネシア共和国で実施されている二国間クレジット制度(JCM)の今後の進展に向けて、実施ルールやガイドラインの改定に関する意見交換を行い、実務レベルで詳細な議論を継続していくことを確認した。
『廃棄物管理』では、インドネシア共和国における廃棄物発電プロジェクトの進展に向けて引き続き両国が協力していくことを確認し、電気電子機器廃棄物(E-waste)の適正な回収・リサイクル及び拡大生産者責任政策について意見交換を行い、引き続き議論を続けていくことを確認した。
『生物多様性』では、インドネシア共和国からはエコツーリズムを通じた生物多様性保全活動の紹介が行われ、日本からは生物多様性国家戦略及び行動計画(NBSAP)の改定や自然共生社会の実現に活かしていく取組であるSATOYAMA イニシアティブを紹介し、引き続き連携に向けた議論を続けていくことを確認した。
『環境管理』では、海洋プラスチック汚染に関して、日本からワークショップ開催等による海洋プラスチックごみモニタリング協力及びプラスチック汚染に関する法的拘束力のある文書(条約)策定に向けた政府間交渉委員会での連携について紹介し、引き続き協力を継続していくことを確認した。水質汚染に関して、日本から神奈川県川崎市・西ジャワ州バンドン市間の都市間連携に基づくチタルム川の水質改善の取組を紹介し、引き続き、インドネシア共和国の水環境改善に向けた協力・支援の実施に関する議論を続けていくことを確認した。
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