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ASEAN10カ国と日本・中国・韓国らが参加する【ASEAN+3財務大臣・中央銀行総裁会議】が、5月3日にジョージア(グルジア)のトビリシにて開催された。
この会議には、日本からは鈴木俊一財務大臣兼金融担当大臣が出席した。会議では、チェンマイ・イニシアティブ(CMIM)、ASEAN+3マクロ経済リサーチ・オフィス(AMRO)、災害リスクファイナンス(DRF)等について議論が行われた。
その結果、『CMIMの新ファシリティとして、緊急融資ファシリティの創設を承認』『地域金融セーフティーネットの実効性を強化する、払込資本の構造の便益に合意』『AMROのテーマ別サーベイランスを担当する新設次長ポストの選任プロセスの進展を歓迎』『ABMIの「中期ロードマップ」に沿った進捗を歓迎』『DRFイニシアティブの事務局設置、事務局長としての河合美宏氏を歓迎』が行われ、共同ステートメントとして取りまとめられた。
また、日本政府は同日に同地で【日・太平洋島嶼国財務大臣会議】を開催している。この会議では、気候変動と質の高いインフラ、金融の健全性と包摂性、債務の持続可能性といった太平洋島嶼国が直面する開発課題や、今後の日本と太平洋島嶼国の協力の可能性について、活発な意見交換を実施した。各国からは、日本に対して、今までに実施してきた支援に対する謝意が表明された。
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