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日本の防衛省・自衛隊は、人道支援・災害救援派遣として、マレーシアにたいして人道支援/災害救援分野(HA/DR)の能力構築支援事業を5月28日に実施したことを発表した。
今回の支援は、マレーシアのポートクランに訪問した海自護衛艦「いずも」艦上で開催された。支援対象者はマレーシア軍関係者などの45名となり、日本から派遣された要員は、防衛省国際政策課員・統合幕僚監部・陸上幕僚監部・陸上自衛官から合計10名となる。
開催されたセミナーでは、護衛艦「いずも」の災害対応機能、陸自の人命救助器材の展示・説明及び陸海自の連携した震災対応状況下における訓練展示、大規模災害に際しての自衛隊の統合運用の知見等について、マレーシア軍などに紹介した。また、このセミナーには、アメリカ軍とHA/DR関係者5名とJICA関係者など4名もオブザーバーとして参加した。
防衛省・自衛隊としては、このセミナーにおける紹介を通じてマレーシア軍などとの災害対処能力に係る相互理解の促進を図り、大規模災害が発生した際には、防衛省・自衛隊として災害緊急援助を担う意思と能力を有することを発信することを目的としていた。
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