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ASEAN日本政府代表部は、ASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)とASEAN事務総長との第12回対話がタイ・パタヤで6月11日に開催されたことを発表した。

ASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)とASEAN事務総長は、政治・経済などの分野における協力を協議するため、定期的に会合を開催している。前回の第11回対話は昨年の7月23日に開催されており、その際にASEAN日本人商工会議所連合会は「Responsive ASEAN」の促進、産業高度化に向けたビジネス強化、新しい価値の創造と対応の3点を柱に10の提案を行い、須永大使からは日本政府は日ASEAN包括的経済連携(AJCEP)協定改正議定書の早期署名や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定の早期妥結に向け最大限努力するとの旨が述べられていた。

今回開催された第12回対話には、ASEAN日本政府代表部からは須永大使が出席し、ASEAN事務局からはリム・ジョクホイASEAN事務総長の代理でアラディン・D・リロASEAN事務次長が出席した。 ASEAN日本人商工会議所連合会からは、貿易円滑化、労務環境・産業人材育成、適切なデータガバナンスの3つの分野に関する提案が行われ、アセアン各国の日本人商工会議所とJETROより詳細説明が行われた。また、それぞれの提言内容に対する現在の取組状況や今後の対応等について、ASEAN事務局から回答が行われました。また、須永大使は共同体としてのASEANへのJICAによる技術協力を可能とする日ASEAN技術協力協定が先月署名されたことについて紹介した。

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