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阪急阪神不動産株式会社は、インドネシアを代表する商業・オフィス・ホテルの複合施設「プラザインドネシアコンプレックス」とJKT48劇場や映画館等が入居する商業施設「fX スディルマン」を保有・運営する現地事業体に出資し、海外での複合施設等の運営・管理に本格参入することを発表した。

この参入は、阪急阪神不動産が株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)と共同で設立した会社を通じて、本施設を保有する現地事業体に出資する形で実施される。国土交通大臣は、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)によるこの案件への投資を認可したことにより、出資手続が完了致した。

この事業は、JOINと阪急阪神不動産による共同事業体を構成して、インドネシアの既存出資者などとともにジャカルタ中心部に立地する二つの複合施設の管理・運営事業に参画するものとなる。また、隣接する「ジャカルタ都市高速鉄道(MRT)南北線」の新駅との接続性を図り、公共交通指向型のまちづくりを推進していく。

阪急阪神不動産では、海外において2015年から本格的に住宅分譲事業を推し進めており、今までに東南アジア5か国で26,000戸を超える事業に取り組んでいる。今後は、今回の案件を契機として今までに培ってきた不動産事業に関するノウハウを活かして、海外での開発・賃貸事業を本格的に展開していく方針である。

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