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日本政府は、シエラレオネ共和国における米の生産を支援するため、供与額が6億円となる無償資金協力を実施する。
外務省の見解によると、シエラレオネは、年間1人当たり100キログラム以上のコメを消費するアフリカ有数のコメ消費国であるが、その半数以上を輸入に頼っているため、食料安全保障の観点からも、コメの生産性向上が急務であるものの、いまだ多くを家畜による耕耘に依存するなど機械化が進んでいないことや近年の肥料価格の高騰等が、生産性向上の阻害要因となっているとしている。
そのため、シエラレオネ共和国に対して、肥料やトラクターなどの農業関連資機材を供与するため、供与額が6億円となる無償資金協力「経済社会開発計画」を実施することを決定した。
今回実施される協力は、シエラレオネ政府に対し、日本企業製品を含む農業関連資機材を供与することにより、農業生産性の向上を図り、もって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与するものとなる。
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