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日本の独立行政法人である国際協力機構(JICA)は、ミャンマーの通関システムMACCSによる通関迅速化と徴税適正化を支援することを発表した。
今回実施される支援は、『通関電子化を通じたナショナル・シングル・ウィンドウ構築及び税関近代化のための能力向上プロジェクトフェーズ2』として、36ヵ月にわたって実施される。この支援に関する討議議事録への署名は、3月10日に実施された。なお、MACCS/MCISは、日本の輸出入港湾関連情報システムNACCSと通関情報総合判定システムCISの技術を活用し、日本の無償資金協力と技術協力(フェーズ1)の支援により整備されたものである。
具体的に実施される予定となる事業は、MACCSによる申告の処理時間短縮、通関手続の利便性向上、課税・徴税の適正化に向けて、システム運用体制やリスク管理体制、MACCS/MCIS活用研修体制の確立、他システムとの接続、新たな陸上国境へのMACCS導入、国際的枠組に即した制度整備・運用改善、事後調査実施体制や通関業務運用体制の強化などを行うものである。
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