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日本政府は、無償資金協力によりセダン6台とSUV1台を警察車両としてベトナム公安省交通警察局に供与することにともない、引渡し式典が開催された。

3月18日に公安省交通警察局で開催された警察車両引渡式には、日本政府からは梅田大使が参加した。梅田大使は挨拶として、「今回のことは、2016年にトー・ラム公安大臣と杉良太郎・日越・越日特別大使が会談された際、大臣より水上警備艇供与の要望が寄せられ、杉氏がその実現に向けて日本政府に強く働きかけを行ったことから、日本政府内の検討が始まり、日越両国政府の協議の結果、水上警備艇と同様に警察車両もとても重要と合意され、実現できた次第です。また、交通警察局の交通取締活動は、交通事故を減少させ安全な社会を実現する上で非常に重要であり、今回供与される警察車両が交通取締活動への公安省の対応能力向上に少しでも役立つことを心より期待する」との旨を述べた。

ヴー・ドー・アイン・ズン交通警察局長からは、これらの警察車両は各種交通取締活動に活用する予定であり、まずは2020年1月から規制が厳しくなった飲酒運転の取締りに活用し、日本からの警察車両の供与はベトナムにとってタイムリーでかつ実質的に交通安全に資するものであり大変意義深いものとして、今回の支援に対する感謝の意が伝えられた。