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河野防衛大臣は、防衛省においてASEANと島嶼国を担当する課長級の参事官を新設することを明らかにした。

6月26日に実施された防衛大臣記者会見の際に、記者から「7月1日付で防衛政策局に課長級の参事官を新設されます。この狙いと、今回こういう増設したことについて、どういうことがあるのか教えてください」との旨の質問が行われた。

この質問に対して河野防衛大臣は「これまで防衛省は、日米をやる部署とそれ以外の国際関係をやる部署とを大きく分けておりました。防衛省・自衛隊、防衛交流・防衛協力が進んでいく中で、国際政策課の負担がかなり過重になってまいりましたので、やはり分けて人員を増強する必要があるだろうということと、自由で開かれたインド太平洋というところに少し重きを置く、そういうことで太平洋の島嶼国とASEANをとりあえず切り出して、自由で開かれたインド太平洋というビジョンに向けて、少し特化した部署を作ると同時に、全体の負担を軽減する。そういうことでございます」との旨を述べた。

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