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日本政府は、ミャンマーのヤンゴン港へのアクセス環境改善を行う支援、浄水器材の供与を通じた衛生的且つ安全な水供給支援、車両及び無線の供与を通じた治安対策能力強化支援、をそれぞれ行うため、合計で21億9,900万円となる無償資金協力を実施することを発表した。

ヤンゴン港へのアクセス環境改善を行う支援は、無償資金協力「ヤンゴン河航路標識改修計画」として、供与限度額13億9,900万円により実施される。この支援では、航路標識の整備や夜間航行を可能にする灯台の設置などを通じ、船舶の安全性向上と通行の増加を図り、ミャンマー国内外を結ぶ物流の効率化に寄与するものである。

浄水器材の供与を通じた衛生的且つ安全な水供給支援は、無償資金協力「経済社会開発計画」として供与額7億円により実施される。この支援では、浄水設備を整備し、同市アウンミェターザン地区の東部及び西部を中心に水・衛生面分野の向上に寄与するものである。

車両及び無線の供与を通じた治安対策能力強化支援は、無償資金協力「経済社会開発計画」として、供与額1億円により実施される。この支援では、要人警護用の車両及び無線機を供与することにより、民主化及び公務員改革を進める同国警察の治安対策能力を強化し、社会の安定化を図り、同国の経済社会開発に寄与するものである。

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