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北海道は、シンガポールで「アイヌ文化PR・道産クラフト製品商談会」を開催し、民族共生象徴空間「ウポポイ」のPRなどを実施したことを発表した。

北海道では、北海道の経済交流・貿易拡大のために、海外各国に事務所の設置や駐在員の配置をしながら、海外の経済や市場に関する情報収集を行っている。今回は、北海道ASEAN事務所で実施した商談会の活動報告が行われた。

「アイヌ文化PR・道産クラフト製品商談会」は、シンガポール市内のホテルで昨年の11月27日に開催された。この商談会には、現地のバイヤーや小売など約20名が出席した。商談会では、白老町にオープンする民族共生象徴空間「ウポポイ」のPRを始めとするアイヌ文化の紹介に続いて、木製品・手ぬぐい・エゾシカ皮製バッグ・和紙などの道産クラフト製品の紹介が行われた。

商談会に参加した道内メーカーは、来場者に対して会社の生い立ちや自社製品の特長についてプレゼンテーションを行った後、現地企業と個別商談し、製品デザインのニーズを聞き取るなど、今後のビジネス展開に向けた実務的な意見交換を実施した。

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