愛知県は、あいちスタートアップ創業支援として、『多文化共生を促すカフェ設立プロジェクト』『あいち・なごやの魅力を世界に発信するためのYouTube動画の作成と配信』などの事業へ、上限額が200万円となる補助金を交付することを発表した。
愛知県では、愛知県におけるイノベーションの好循環を実現するため、Aichi-Startup推進ネットワーク会議を推進母体として、地域の大学、経済団体、金融機関、公的機関など地域の関係者が連携し、スタートアップ・エコシステムの拠点形成を図るプロジェクト「Aichi-Startup戦略」を実施している。この事業の一環として、スタートアップの創出を促進するため、昨年度に続いて「あいちスタートアップ創業支援事業費補助金(起業支援金)」が実施されることとなった。
今回実施された起業支援金の事業は、補助対象者は、愛知県内において2020年4月1日から2021年1月31日の間に個人事業の開業届出もしくは株式会社等の設立を行い、その代表者となる者などとなる。補助対象事業は、愛知県内において、ITや新しい技術などの活用により、地域課題の解決を目指し、かつ新市場の開拓や高成長を目指して実施する事業となる。補助対象経費は、補助対象事業の期間中において補助対象事業に関して支出した経費となる。起業支援金の上限額は200万円となり、補助率は1/2以内となる。
2020年度の補助金交付への応募は44件あり、この中から外部有識者を中心とした審査委員会での審査を経て、26件の交付先が決定された。交付が決定件数のうち法人が10件、個人事業主が2件、個人が14件となる。交付決定金額は、総額が39,974,510円となる。
採用された事業名は、『bien-美宴』『多文化共生を促すカフェ設立プロジェクト』『あいち・なごやの魅力を世界に発信するためのYouTube動画の作成と配信』『Jr.アスリートスポーツ食育アカデミー』『中古家電 販売レンタル業』『大学生へのインターンや就職目的のサポート事業』『フリック入力可能で、マウスが実現しているポインタ機能も実現できるPC用の小型UI端末』『中小企業のIT課題を支えるワンストップサービス』『D-アミノ酸関連製品・サービスの創出と事業化』『衛星データを用いた森林被害の早期検出サービス』『見守り聞き書き支援事業』『AI技術を用いた外観検査ソフトウェアの販売促進』などとなる。
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