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在ベトナム日本大使館は、ベトナム政府首相府において開催された国家情報報告システム及び指示・運営センターの開所式に、山田大使が出席したことを発表した。

ベトナム政府は、円滑かつ迅速な行政の運営を目指すべく電子政府化による行政改革の推進を進めていた。そのため日本政府は、無償資金協力「経済社会開発計画」として、ベトナム政府に対して、5億円相当のサーバーや、ディスプレイなど、高い性能、信頼性を持つ日本製のIT機材を提供していた。これらの支援が行われた国家情報報告システム及び指示・運営センターの開所式が開催されることとなった。

開催された式典は、フック首相や多くの大臣が出席し、地方省からも遠隔で参加する形で、大々的に行われた。このシステム及びセンターは、ベトナム政府が進める電子政府の取組の一つであり、運用されることにより、地方省を含めて、ベトナム国内の行政機関における統計データや経済指標などの情報を迅速な共有を実現し、ベトナム政府における迅速かつ効果的な政策決定に資するものである。