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日本の農林水産省は、パラオにおける農業・食産業関連分野の協力について意見交換を行うことなどを目的として、「パラオ共和国天然資源・環境・観光省とのテレビ会議」を8月27日に開催したことを発表した。
このテレビ会議には、パラオで農業協力分野の取組を行う日本の官民の協力者が参加した。具体的には、日本側からは、松本大臣官房審議官、柄澤駐パラオ日本国大使、鋼鈑株式会社、アミタ株式会社、三重県などが参加した。パラオからは、天然資源・環境・観光省フレッド・センゲバウ農務局長などが参加した。
会議では、日本側からは、パラオにおける栄養改善、観光振興等に資する生鮮野菜・果実の供給増大などの農業・食関連産業分野の取組に官民連携して協力していく方針について説明した。パラオからは、今後はこの件について更に議論を深めていきたいとの発言があった。また、鋼鈑商事株式会社、アミタ株式会社、三重県からは、それぞれのパラオにおける農業協力分野の取組及びその計画について説明した。初の会議となった今回の成果を踏まえて、日本とパラオは引き続き農業・食関連産業分野の協力の具体化・深化に積極的に取り組んでいくことで合意した。
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