日本の宝の外国人留学生受入のスキーム始動、中国から多数が入国見込み

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日本の在外公館は、日本の宝ともいえる外国人留学生を円滑に日本に受け入れる『留学生円滑入国スキーム』が導入されたことを受けて、日本に留学を希望する外国人留学生に向けて各種機関と調整したうえで申請するよう要請している。

日本の岸田総理は、3月3日の記者会見の際に、わが国の宝ともいえる留学生が国民の安心を保ちつつ円滑に入国できるよう、『留学生円滑入国スキーム』を設けて支援するとの旨の見解を示していた。そのため、日本の文部科学省、出入国在留管理庁、国土交通省は共同で『留学生円滑入国スキーム』を導入し、留学生の受入れを優先的かつ着実に実施することとなっていた。

『留学生円滑入国スキーム』とは、ビジネス客等が比較的少ない月曜日から木曜日を中心に、国内航空会社等の協力を得て、大学や高等学校、日本語教育機関等の受入機関が搭乗便の希望を集約した留学生について、フライト毎に設定されている一般枠と別に扱い、当該フライトの空席を活用して、留学生が円滑に搭乗・入国することを可能とするものとなる。

日本の在外公館では、これらの枠組みが導入されたことをうけて、4月の新学期スタートに向け、査証発給の迅速化に取り組んでおり、外国人留学生に向けては、円滑な日本入国のためにも受入れ大学・教育機関と調整し上で、大使館への査証申請を速やかに行うように要請している。

なお、日本の与党議員からは、『留学生円滑入国スキーム』の導入を歓迎するとともに、今後は中国からの入国は席が確保できない状況も予想されることもあり、中国系の航空会社とネパール航空も参画しており、このスキームを使って席を確保する方が増えてくると思われるとの見解を示している。

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