フィリピン政府はさっぽろ雪まつりに観光誘致活動の一環として参加

スポンサーリンク




画像提供:在日本フィリピン大使館
このページの所要時間: 129

フィリピンでは雪が降らないため、フィリピンの人々の間では雪が体験出来る北海道への興味が高まっている。そのため、日本の北海道の自治体はフィリピンへの誘致活動を進めている。この誘致活動に関連して、2月5日から11日まで札幌市で開かれた第66回さっぽろ雪まつりで、日本の北海道放送とフィリピン観光省の協力を得て、フィリピンで有名なマニラ大聖堂を雪で作成し公開したことを在日本のフィリピン大使館が発表した。

マニラ大聖堂は、スペイン統治時代の1571年に建設されており、第二次世界大戦で破壊されたが戦後に修復しており、フィリピンの人々の力強さを象徴する建造物でもある。雪で作成されたマニラ大聖堂のレプリカは、幅26m、奥行20メートルと巨大であり、十字架などの細部も忠実に再現された。実際の作成作業は日本の自衛隊と札幌市のボランティアなどの協力を得て作成された。雪まつりが開催されている期間中には、フィリピンの有名な伝統的なダンスパフォーマンスを行うグループが来場者にダンスを披露し、フィリピン料理やコーヒーなども振る舞われた。philippines031-2

フィリピン政府は、2015年の今年は「Visit the Philippines Year 2015」と銘打って、海外からフィリピンへの観光客を増やすための様々な施策を実施しており、今回の雪まつりもこの施策の一環を兼ねている。日本からフィリピンへに訪れる観光客数は年々増加しており、今年度も増加する見込みである。

同様にフィリピンから日本に訪れる観光客数も増加している。タイの人々の間では自国では雪が降らないことから、雪が体験出来る日本の北海道は観光地として有名となりブームに成りつつあるが、フィリピンにおいても同様の現象が起こる可能性が高そうである。

スポンサーリンク


関連カテゴリ フィリピン
関連タグ

フィリピン関連ニュース

フィリピン関連登録情報